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眼科斜視弱視特殊外来

斜視弱視特殊外来

毎月に1~2回、不定期土曜日午後に斜視弱視専門=特殊外来を行っています。詳細日程はこのホームページ上・院内掲示で随時お知らせします。対象患者様は外来受診を一度以上受診された、斜視·弱視に関連する疾患のかたに限定させていただきます。専用検査器械を用い視能訓練士(ORT)+ 医師により精密検査·診療·治療をいたします。
斜視弱視特殊外来で検査診療を御希望される場合、まず当院の一般外来を受診して下さい。

当院斜視弱視特殊外来で検査可能な疾患

  • 乳幼児弱視
  • 不同視弱視
  • 内斜視
  • 外斜視
  • 上下斜視
  • 動眼神経麻痺
  • 滑車神経麻痺
  • 外転神経麻痺
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斜視弱視のお話

出生後~2歳頃までは約0.1の視力。3歳頃に視力は急速に成長、4歳頃に1.0以上の能力になります。 物を見る時、右眼と左眼それぞれで得た2画像を脳で整合し、1つの立体像(奥行き感)を感じます、両眼で同時に正確に見ることが条件で脳機能が発達します。 斜視弱視のお話イメージ 視機能が発達するには両眼で物を正確にとらえ続けることが重要です。 個人差はありますが3歳半頃から指差しで答えたり、応答をすることができるようになり、自覚検査としての視力検査が徐々に可能になっていきます。 眼科の検査では、怖いイメージをなくすよう、広く明るいスペースで検査ができるように準備しています。 不慣れな検査、緊張などが理由で検査が困難なお子様に対しても、明るく根気よく繰り返すことで結果的に信頼性の高い結果が得られるようにしたいと考えています。 一般的に受け入れにくく感じられる眼鏡装用についてお話しします。視力発達不調を招く恐れがある場合には積極的に眼鏡を使用します。正確な画像を眼を通じて脳に伝え続ける事は、視機能良化の最善策と考えます。 また、3歳児健診・就学時健診において斜視の疑い・弱視の疑いを指摘された場合、または眼の向きが気になる場合がありましたら、まずは当院一般外来を受診してください。 気になることがありましたらお気軽に当院で相談ください。

視能訓練士ORT 吉村
視能訓練士ORT 土屋
視能訓練士ORT 菊地

斜視

物体を見る場合に右眼も左眼も、眼は見ようとする目標を向いています。 片方の眼が見ているにもかかわらず、もう片方の眼が目標と違う方向を向く場合があります。このことが理由で誤って目標が二つに見える場合、斜視といいます。 筋肉や神経のバランス異常から斜視になるもの、遠視由来の調節性斜視、脳神経の連合異常など、原因はさまざまです。

どうやって治す?

  • 遠視が原因の場合には基本的にメガネをかけて遠視を矯正します。この場合、眼の緊張(調節)をとる特殊薬剤=目薬を使い、精密に屈折検査してからメガネの度数を算定することが必要です。
  • 斜視によっては特殊機械を用いた視能訓練をします。ご家庭で行うことができる訓練を併用します。

弱視

子供の視力発達が確立する5~6歳までに、眼の病気や屈折異常(遠視・強度近視・乱視・不同視)など、正確に見ることが妨げられると視力成長が妨げられます。能力が抑止されることを弱視といいます。メガネをかけて見えるようになる場合は弱視とは言いません。

どうやって治すの?

  • 弱視対策で重要なのは、早く発見し、早期に適切な治療を行うことです。視力の発達期を過ぎている場合、治療効果が薄くなってしまいます。
  • 原因が遠視が場合、矯正目的のメガネをかけます。原因が遠視以外の場合ではそれぞれの原因を探究します。その結果が弱視の場合には訓練を行います。
診療時間 日祝
9:30〜12:30 × ×
15:30〜18:30 × ×

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× ×

※2

火曜日 14:30~18:30 予約手術

指定土曜日の13:30~14:30に斜視弱視特殊外来を実施します。
コンタクトレンズ関連の最終受付は午前の部12:00、午後の部18:00とさせていただきます。

※1手術日 ※2斜視弱視特殊外来日